vol.15 家族との時間
ふと、とあるpodcastの放送を聴いてて “家族との時間” を話題にしてたから自分も考えてみた。今回は少し真面目に!
一般的に家族と過ごす時間のほとんどは22歳で終わる。
大学、専門から一人暮らしを始めれば18歳で終わる。
社会人になると独り立ちしたい欲、社会人になってまで親に干渉されたくない想い、人生の転換期(転勤、結婚)等々によって親と過ごす時間はほとんど無くなる。あるとしたらGW、お盆、年末年始その他数回くらいだと思う。
それだけ会えれば十分だと思うかも知れない。けど、今このような状況下、その僅かな機会ですら減った。時間が経てばまた元通りの生活になるからそれまでの辛抱?元通りの生活はもう戻って来ない可能性の方が高い。今後いつ再度感染爆発が起こるかわからないし、そもそも帰省や長距離移動に対する世間の目は徐々に緩くなっているとは言え厳しい。菌、ウイルスの運び屋とテロリスト扱いをされてしまう。
SNSでも一般人が一般人を監視する自粛警察で溢れている。正直、他人を干渉したところで自分の印象がプラスにならない事は早急に気付くべきだと思う。
少し話がずれたから戻す。
親世代の残りの寿命を考えると30年から50年。このうち健康な状態で会える時間はもっと減る。
例として、
親の健康でいれる時間が30年、年5回会うとしたら
“150回”
そう考えるとかなり少ない気がする。
自分は24年間実家で暮らしてきた。24年も実家で暮らすと早く家から出たい欲が凄かった。学生時代、勉強については一切干渉されなかったが、酒と女関係については頻繁に言われた。干渉されたくないのもこの全国転勤の仕事を選んだ理由の1つ。
けど、親はこの24年間どれだけ自分に投資してくれたのか。自分の場合、小さい時からやりたい事は全部やらせて貰った。習い事もたくさんしてきた。
①水泳 3歳〜
②スキー 3歳〜
③サッカー 小1〜
④塾 小2〜
⑤バイオリン 小4〜
⑥スノーボード 小6〜
⑦バスケ 中1〜
⑧バドミントン 高1〜
⑤サーフィン 大1〜
今思うとアイスホッケーもやりたかった(笑)
飽き性なせいで親は本当に困ったと思う。しかも金がかかる事ばかり。けどやりたいと言えば、駄目とは言わずに必ず背中を押してくれた。
中学時代、高校時代は正直悪ガキだった。毎日のように教師にどなられた。ここだけの話、高校2年の時に無期停学になったこともある。この時は親を悲しませすぎてしまって消えてしまいたくなった。3ヶ月間毎日反省文1000文字と毎日親からのメッセージ。親からのメッセージは正直自分のメンタル的に読めなかった。
大学は薬学部に行きたいと言った。自分は軽い気持ちだったが、親としてはかなり驚いたと思う。そもそも停学が解かれた高校3年の初め、一応偏差値65前後の高校に行っていたのにもかからわず47しか無かった。けど親はやっぱり応援してくれた。もし自分に子供ができて薬学部に行きたいだなんて言い出したら冷や汗が止まらないかも知れない。
薬学部は6年間ある上に学費が1年で200万かかり、別途半端ない数の教科書代がかかる。毎年15〜20冊くらい分厚い教科書を買っていた気がする。何冊かは勝手にいらないと判断して遊びに使ってしまった事もある。今考えると情けない。
つまり、薬学部に通わせるとなると1500万くらいかかる。いや、もっとかかったか。半端なさすぎる。
こんだけお金をかけて貰ったんだ。このおかげで大企業にも就職できた。営業成績も残せてる。全部親のおかげだ。
これからは自分が親に恩返しして、あの時の投資はやって正解だったんだと思って貰いたい。一つ一つの経験が今に繋がってると思って貰いたい。そのためにも家族との時間を一回一回大事にしたい。昔の話をして笑いあいたい。
おそらく学生だとこの気持ちはまだわからないかも知れない。けどわかる時が絶対に来る。
結論
・両親の誕生日、母の日、父の日、こういった日をちゃんと大事にする。
・恥ずかしいことは無理にしなくていい、一緒の時間を共有するだけで親は十分嬉しい。
ばいばーい。
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